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作業療法の実際 ACTUAL OT

からだ 病気や怪我により障がいを もった方が対象です。 病気や老化により障がいを もった方が対象です。高齢に なると機能が回復しにくくなる ため、環境の工夫も大切です。 高齢者

53歳の主婦、山川さん(仮名)は夫と娘2人の4人暮らしです。

脳梗塞で右の手足が不自由になりました。

80歳の稲葉さん(仮名)は、アルツハイマー型認知症を抱えています。

施設で生活していますが、自分のいる場所やいる理由がわからず泣いてばかりでした。

作業療法では、自宅での家族の協力を得ながら料理をすることを目標に、手足の運動や寝返り・起き上がり動作、トイレやお風呂の動作の練習をしました。

退院前には今まで自分の役割だった料理も一緒に挑戦し、簡単なものなら1人でも出来るようになりました。

作業療法では、まず稲葉さんの気持ちに寄り添うことを心がけました。

落ち着いてきた頃、昔好きだった編み物を提案すると少しの工夫で編めるようになり、徐々に穏やかに過ごせるようになりました。

また、家に手すりをつけるために作業療法士が家庭訪問し、アドバイスをしました。

作業療法とは

その人らしい
生活を取り戻す、または
見つけるお手伝いをします
そのために様々な手段を用いる
医療職です

こころ こども
個人の特性やストレスにより、 こころの病気をもった方 が対象です。 発達段階で障がいをもった 方が対象です。 発達に応じた活動や遊びを 提供しながら、発達促進や 生活支援を行ないます。

50歳の中川さん(仮名)は統合失調症という病気をもっています。

30歳代の頃からあった不眠、被害妄想、暴言が悪化したため、入院となりました。

規則正しい生活と薬物療法により症状が落ち着いてきたので、作業療法が開始されました。

自閉症スペクトラムと診断された4歳の悠くん(仮名)は、階段の上り下りやブランコで遊ぶことができませんでした。

作業療法士は、体を使った遊びを楽しむことを目標に関わりました。

作業療法士がブランコで遊ぶ様子を見てもらったり、

作業療法室の本棚作りやレクリエーションの準備を手伝う中で徐々に自身が持てるようになり、暴言が少なくなりました。

悠くんの好きな太鼓をブランコに乗せて遊ぶと徐々に真似し始め、自分からブランコを楽しむようになりました。